児童養護施設の子どもたち2巻ネタバレ【優柔不断な父親】

【児童養護施設の子どもたち2巻4話】
タイトル

「どこにも行けない私」

 

ある日、

児童養護施設で生活している恵子の所に

 

父親がやってきます。

 

恵子が、まだ小さい時に
母と離婚した、

恵子の本当の父親です。

 

「家に遊びにおいで」

と誘われ、実の父親の家へと向かった恵子ですが、

 

父親はすでに再婚し、
新しい母親との間には、子どももいました・・・

 

新しい奥さんは恵子を見てどこか不機嫌。

 

子ども心に恵子は

「自分は歓迎されていない」

ことを察します。

 

父親は新しい奥さんと結婚する時に、

「前の結婚のことは関係ない」

と約束していたのでした。

 

しかし、父親は恵子をキャンプに誘います。

 

どう考えても、

社交辞令

としか思えない誘い。

 

そして父の新しい奥さんには
歓迎されていないことは明らかでしょう・・・

 

「迷惑をかけてしまう」と

相手を気遣い、
戸惑う恵子でしたが、

親子で行くそのキャンプの話を、
父親が児童養護施設の先生にしてしまいます。

 

「こうなってしまったら断ることは出来ない。」

 

恵子は困惑するのでした・・・

 

歓迎されていないことを察し、
誘いを社交辞令と受け止める恵子は、

ある意味父親より大人なのかもしれません。

 

無邪気にキャンプの誘いに
乗ることの出来ない恵子が、

 

「どれだけの痛みを持って生きてきたのか」

 

その心の機微を見ると計ることができるように思います。

 

父親は恐らく恵子の現状をみて、

「痛ましい」

と思い助けたかったのでしょう。

 

しかしそれは、

現実的には難しいことです。

 

「恵子を助けたい」

しかし、

「今の家庭も守りたい。」

 

そんな優柔不断な父親の心を
見透かした恵子は、

 

「一番大切なものを選べないのか」

 

と怒りをぶつけるのでした・・・

 

 

「児童養護施設の子どもたち」
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